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陳 琬蓥 (lea chen)、四川出身の四川料理マニア。中国語、日本語、英語をしゃべる好奇心旺盛で多趣味な人。ストレス解消法:「甜水麺」「葉兒耙」「蛋烘糕」「水煮魚」「干鍋兎」「肥腸粉」「麻辣烤鱼」「紅油水餃」「烤脳花」「鶏米芽菜」「粉蒸牛肉」を爆食いする。


毛血旺(マオ・シュエ・ワン)は、鴨の血、毛肚(牛の胃袋)、黄喉(豚の大動脈)などを原材料とした激辛の伝統四川料理です。

真っ赤のスープにある動物の内臓ともやし、チシャなどの野菜に、唐辛子や花椒の濃厚な味が付き、とてもご飯がすすみます。四川人にとって麻婆豆腐や回鍋肉と同じぐらい重要なものだといっても言い過ぎではありません。

今回は、中華物産店で入手できる四川火鍋のソースで「毛血旺」を家で簡単に作る方法を紹介します。

調理時間:20分

食材 鴨或いは豚の血(350g)、毛肚(300g)、黄喉(300g)、タウナギ (2尾)、たこ(1匹)、スパム(300g)、もやし(適量)、チシャ(1本)、エノキタケ(適量)
味つけ 火鍋ソース(250g)、ニンニク(2片)、生姜(適量)、花椒(適量)、唐辛子粉末(適量)、乾燥唐辛子(適量)、豚骨スープ(適量)

 

1.スープを作る

・油を加熱して、細かく切った生姜、ニンニク、唐辛子粉末を入れて炒める。

・火鍋ソースを入れて溶かす。

・豚骨スープ(なければチキンスープやお水でもよい)を入れる。

・スープを沸かしてろ過する。

 

2.食材を煮て、お皿に載せる

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・チシャのスライスともやしを生のままお皿に入れる。

・タウナギを入れて2ほど煮る。毛肚(300g)

・スパム>たこ>鴨或いは豚の血>黄喉>エノキタケを順次に入れる。

・最後に毛肚を入れて、2分ほど煮る。

・片栗粉を水で溶かし、スープに入れる。

・火を消して、できた「毛血旺」をチシャともやしの入ったお皿に載せる。

 

3.油で唐辛子と花椒を炒めて、「毛血旺」にかける

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・油を加熱して、乾燥唐辛子と花椒を入れて炒める。

・香が出たら「毛血旺」にかける。

・これで「毛血旺」が完成。

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まとめ

 

「毛血旺」のスープを作るのは難しいので、今までなかなか家でできない料理でした。

火鍋ソースを使ったら20分だけで作れて、本当に便利ですね。

実は四川の若者に、火鍋ソースは豆板醤よりもよく使われている調味料です。

火鍋だけではなく、乾鍋、冒菜、水煮魚など、調味はかなり難しい四川料理でも簡単にできるようになりました。

ぜひ使ってみてくださいね!

 

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。