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陳 琬蓥 (lea chen)、四川出身の四川料理マニア。中国語、日本語、英語をしゃべる好奇心旺盛で多趣味な人。ストレス解消法:「甜水麺」「葉兒耙」「蛋烘糕」「水煮魚」「干鍋兎」「肥腸粉」「麻辣烤鱼」「紅油水餃」「烤脳花」「鶏米芽菜」「粉蒸牛肉」を爆食いする。


今回は四川の伝統B級グルメ、日本でも人気が高い担々麺の本場の作り方をご紹介します。

 

「担担」は成都方言で天秤棒を意味し、元来、天秤棒に道具をぶら提げ、担いで売り歩いた麺のが由来。歯ごたえの良い細麺に、「脆臊」(ツイサオ )という挽肉と芽菜(ヤーサイ)を炒めたそぼろを載せ、味付はラー油、花椒の粉、醤油、酢などで作ったタレ。

 

担々麺の色が鮮やかでラー油と花椒のマーラー風味が効き、四川の麺類の代表と言われています。

 

作り方

本日は中国のインターネットで有名な四川料理の達人、成都出身の火哥に担々麺の作り方を教えてもらうことに。

四川弁で作り方を説明する火哥が中国のネットユーザーに「面白い方言だな。歌っているように聞こえる。」とコメントされている。挽肉を作る時に、いきなり四川訛りで歌いはじめて、歌の拍子に合わせて包丁を振るうシーンは面白い。四川人のユーモアでゆるい性格と美食へのこだわりは火哥の動画から感じられます!

 

さあ、早速作り方を見てみましょう!

 

調理時間:20分

食材 生中華麺(150g)、ひき豚肉(30g)、芽菜(10g)、青梗菜(少量)
味つけ ラー油(10g)、酢(3ml)、醤油(5ml)、塩(1g)、料理酒(3ml)、食用油(適量)、芝麻醤(3g)、ラード(5g)、花椒パウダー(少量)、刻みネギ(2g)、砕いたピーナッツ(適量)、豚骨スープ(15ml)、八角(1コ)

1挽肉と芽菜のそぼろを作る

・豚肉の赤身を細かく切って、ひき肉にする。(自家製ひき肉の方が歯ごたえがあって美味しい)

1

・芽菜を短く切る。(芽菜は中国商品の専門店で見つけられる。長い芽菜がない場合は小さいパックで販売される刻み芽菜を使ってもOK。)

2

・フライパンに油を入れて、130ー150度くらいまで加熱して、八角を入れる。八角の香りが出るように、少し揚げてから挽肉を入れる。お肉を快速に炒めて、料理酒を入れる。

3

・挽肉が金色になるまで、ゆっくりと弱火で炒める。そして、醤油を入れて、1分くらい炒め続ける。
4
・最後に芽菜を入れて、弱火で3分ほど炒めて完成。

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2.ラーメンを茹でる

・鍋にお水を入れて、沸騰させる。

・お湯が沸騰したらラーメンを入れて茹でる。

6

 

3.ラーメンのタレを作る

・小さい皿に、酢、芝麻醤、花椒の粉、豚骨スープ、ラード、ラー油を入れる。

7

 

.完成

・青梗菜を30秒くらい茹でる。

・ラーメンと青梗菜をお皿に入れて、先ほど用意した挽肉をたっぷりトッピングする。

8

・ねぎとピーナッツを載せて完成。

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まとめ

出来上がった担担麺が美味しそうですね。

しかし、担担麺より火哥の四川弁にハマっちゃって、火哥のファンになってしまいました。

 

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。