About me
陳 琬蓥 (lea chen)、四川出身の四川料理マニア。中国語、日本語、英語をしゃべる好奇心旺盛で多趣味な人。ストレス解消法:「甜水麺」「葉兒耙」「蛋烘糕」「水煮魚」「干鍋兎」「肥腸粉」「麻辣烤鱼」「紅油水餃」「烤脳花」「鶏米芽菜」「粉蒸牛肉」を爆食いする。

 

酥肉(スー・ロウ)とは中国全国に流行っている豚肉の衣揚げ料理。

酥肉の食べ方はいろいろ。中国の各地域では、酥肉を暇つぶしのおやつとして食べたり、スープを作る時に入れたりしています。

 

四川では煮物や火鍋の素材としても使われ、季節を問わず一年中に食べられる人気食品。

 

うちのお父さんも特に酥肉を作るのが好きで、芽菜とじゃがいもの上に酥肉を載せて蒸したオリジナルのレシピに夢中。中学校の時には月に2回くらい食べていました(笑)

 

今回は四川風小酥肉の作り方とコツをご紹介します。冬の季節に、お酒のおつまみや、鍋の具材としてたくさん作っておきましょう!

 

作り方

小酥肉を作るには、漬ける、揚げると味付けの3つのステップがあります。

美味しくて食べ方がたくさんある小酥肉は、意外と食材も手順もかなり簡単!

早速、その作り方を見てみましょう!

 

調理時間:20分

食材 豚バラ肉(500g)、たまご(2コ)
味つけ 生姜(10g)、さつまいもデンプン(50g)、塩(5g)、砂糖(3g)、四川白酒(15ml)、刻みネギ(

適量)、花椒パウダー(1g)、キャノーラ油(1000g)

 

1豚バラ肉を漬け込む

・豚バラ肉を5mmほどの厚さに切る。

1

・生姜をみじん切りする。

2

・たまご2コ、さつまいもデンプン、生姜のみじん切り、四川白酒、塩、砂糖を入れる。

3

・お肉と充分に混ぜて、20分ほど漬け込む。
4

 

2.お肉を揚げる

・フライパンに油を入れて、150℃-180℃まで加熱する。

・お肉をフライパンに入れて揚げる。お肉がくっつかないように、軽くひっくり返す。

5

・お肉が金色になったら、一回フライパンから出す。油を200℃まで加熱して、もう一度お肉を揚げる。

・お肉が金色になり、少し焦げ目が出たら、お皿に出す。

6

 

3.味付して出来上がる

・お肉の上に花椒パウダーと刻みねぎを散らし、出来上がる。

7

 

小酥肉を美味しく作るコツ

四川はお酒の名産地。お肉の旨みを引き出し、臭みとるには四川産白酒(パイチュウ)がおすすめです。

四川白酒が手に入れにくい場合、他の白酒または料理酒を代わりに使っても問題ありません。

 

お肉を漬ける時にお水を入れず、たまごとデンプンだけを使うこと。衣がお肉から剥がれにくくなり、酥肉もサクサクで美味しくなります。

 

 

2008年からスタート。13年をかけた四川料理プロジェクトの全貌はこちら!

四川料理プロジェクト

6000人が購読!四川料理を愛する仲間募集!四川料理情報を発信する無料メルマガ

四川料理の仲間を募集

東京麻辣ストーリー~しびれる恋の行方

四川省成都からきた留学生「小桃(シャオタオ)」、麻婆豆腐好きの日本人大学生そう太。シャツにラー油がついた···から始まる四川料理恋愛ストーリー!

東京麻辣ストーリー

麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち

麻辣連盟

四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!

麻辣連盟についてはこちらから

【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版

涙を流し口から火をふく、四川料理の旅 (KanKanTrip)
中川 正道 張 勇
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730

SNSでも発信しています!

おいしい四川公式ページ

最新四川料理はツイッターにて!

【成都現地スタッフ更新!】今の四川現地グルメを公開中!

ご案内

プロも愛用!おすすめの香辛料と調味料

人気記事まとめ

  1. 重慶で知った!食べ方を知らなければ、四川料理はちっともおいしくない
  2. 絶品モツ料理!四川の家庭料理モツの激辛炒め | 火爆肥腸
  3. 豚バラのうま味がギュッ!と凝縮した究極の蒸し料理「梅菜扣肉」レシピ
  4. 暑い日に食べたい酸っぱ辛い四川料理「酸湯肥牛」の作り方
  5. 【動画】中国人が最初に覚える家庭料理、トマトと卵炒め「番茄炒蛋」

おいしい四川運営者について

辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る


世界を遊び場に生きる

中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。