かわいくて刺激が強い成都式春巻
春巻は中国の南方地域で人気です。
日本でよく食べられる中華春巻は、主に江南地域(長江の下流にある各省)で流行っている揚げ春巻。
しかし、中国の西南地方の雲南省、四川省、貴州省などでは、生春巻が主流です。四川出身の私は、上海の大学に入ってはじめて、パリパリの揚げた春巻を食べました。
今思ったら不思議ですが、わさびをほとんど食べない四川省では、なぜか春巻にラー油とわさび入りのタレをつけて食べる地方があります。
その中では、野菜たっぷりで見た目は鮮やかでかわいいが、食べてみるとわさびがツンと鼻にきて、ラー油の刺激で舌がヒリヒリする成都式春巻は代表的です。春巻を作って、春の味を堪能しましょう!
作り方
用意する食材は5つだけ!春巻の皮は 小麦粉の皮がおすすめです!
調理時間:20分
食材 | 春巻皮(300g)、レタス(200g)、人参(200g)、茎レタス(300g)、鶏むね肉(200g)、 |
味つけ | 醤油(20ml)、お酢(10ml)、塩(2g)、花椒粉(2g)、砂糖(少量)、わさび(少量)、ラー油(適量) |
1.野菜を切る
・すべての野菜を細く切る。
柔らかい葉の部分は太め、茎や根っこなどの硬い部分は千切りにします。人参の葉も食べられるので、あれば一緒に切ってください。
2.鶏むね肉を裂く
・少し塩を入れて鶏むね肉をゆでる。
・鶏むね肉を手で細く裂く
3.春巻を包む
・春巻の包み方①(伝統的な包み方):茎レタス、人参、あれば人参の葉っぱ、鶏肉を皮に入れて包む。
・春巻の包み方②:大根、茎レタス、レタスを皮に入れ、反対方向(大体150度の角度)に鶏肉を入れて、両端から真ん中に巻く。
・春巻の包み方③:細きりした大根、茎レタス、レタスをレタスで包んだ後、皮で包む。
・春巻の包み方④:揚げ春巻の包み方と同じ。具が見えなくなるのは惜しい。
4.タレを作る
・醤油、お酢、塩、花椒粉、わさび、ラー油の具、ラー油の油を順次に入れて完成です!
まとめ
とても簡単でしょう!分からないところがあったら動画を見てみてください!
ラー油は唐辛子などの具がたっぷり入っている四川風ラー油がおすすめです!池袋や上野の中国商店で必ずあるのでぜひ使ってみてください!ラー油を自分で作りたい方は「たった3分!四川の家庭で使うラー油の作り方 | 油辣子」の記事を参考にしてください!
気になった方はぜひ成都春巻を挑戦してみてください!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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