四川料理の代名詞は辛い真っ赤な料理と痺れる味「麻(マー)」ですが、
もう一つ特徴があります。それが「泡菜(パオツァイ)」。
泡菜とは日本でいう漬物です。
今回は誰でも超簡単につくれ、いろいろな料理に応用できる
ササゲ酢漬け(豇豆)の作り方をご紹介します。
調理時間:10分
食材 | ササゲ(一袋) |
その他 | 花椒(20個ぐらい)、氷砂糖(1かけら)、塩(適量)、生姜(1かたまり)、ニンニク(1束)、 トウガラシの酢漬け(4~5本)、トウガラシ酢漬けした液(大さじ2) |
1.下準備をする
・生姜は大きめにざく切りする
・ニンニクは皮をはぐ
※ササゲが長い場合は瓶におさまるように切る
2.ササゲを瓶につめる
・花椒、氷砂糖、生姜、ニンニク、トウガラシ、トウガラシを酢漬けした液を瓶にいれて、塩を適量いれる
・ササゲを瓶につめ、水を入れ、ふたを閉める。
・一週間おき、完成!
3.【おまけ】 漬けたササゲで一品作る!「肉末豇豆」
・漬けたササゲを細切れにする。
・一緒に漬けた生姜、トウガラシも細かく刻む
・フライパンに油をしき、豚ミンチを炒め、生姜、トウガラシを入れ、軽く醤油で味付け。
・細切れにしたササゲを一緒にいためて完成!
まとめ
ササゲは炒めすぎると食感がなくなるので、軽く炒める
細かく切ったササゲは面のトッピングにも人気!
麺と一緒に食べるキャベツの漬物。炒飯の横にのっている大根の漬物。
ラー油がかかった漬物…今から思い返してみると、
成都で暮らしていた時、いろんな場所で「泡菜」を食べていました。
日本へ帰国後、他の省の中国人から「四川の泡菜はおいしいよね!」と言われ
「四川泡菜」というのは他の省でも有名ということを知り、四川料理の隠れたアクセントとして
いろいろな料理で使われている!ということを再認識。
四川のレストランへ行ったら、ぜひ、意識して食べてみてください。
本当かどうか定かではありませんが、四川の友人は漬け物の味で
そのレストランがわかる!と豪語していました(笑)
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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