ぼくは島根県出身なのですが、夏から秋にかけた時期になると家の畑で大量に茄子とピーマンがとれ、
油でしっかりと焼き、甘辛い味噌をつけて食べるのが大好きでした。
さて、今回紹介するのは茄子を使った中国家庭料理の定番「酱爆茄子」(ジャンバオチエズ)。
味つけは醤油と砂糖のみ。油も少ししかつかわない、家庭で作れる簡単なレシピなので、
ぜひ今晩のおかずとして作ってみてください!
調理時間:15分、動画:2:21
食材 | 長茄子(6~8本)、生姜(一かたまり)、ピーマン(2つ) |
味つけ | 醤油(適量)、砂糖(適量) |
1.下準備をする
・茄子を回しながら手でちぎる
・ピーマンは種をとり、一口サイズに切る
・生姜は包丁の裏でつぶしておく
・醤油を用意しておく
※中国醤油の「生抽,老抽」ではなく普通の醤油でOK
2.炒める
・フライパンに油をしき、中火でまずは生姜をいためて香りがでてきたら、生姜を取り出す
・次に茄子を入れて炒める
・茄子に火が通り、柔らかくなったら、砂糖をいれる
・ピーマンをいれて一緒に炒める
・最後に醤油を入れてまぜて完成!
まとめ
・醤油は炒め終わった最後にいれる。中華料理の炒め物で多いのですが、これは塩分をひかえるためです。
最初にいれると味がなかなかつかないので、どうしても塩分が多くなります。
・作ってくれたのは上海出身の料理の先生。砂糖を入れるのが上海っぽい味付けですね。
今からもう10年以上前ですが、神戸から天津のフェリーに乗り始めて中国へ行きました。
天津から北京へいき、適当にレストランに入り、よくわからない漢字メニューを前にして
これがおいしそう!注文したのが「酱爆茄子」という料理。
当時は中国語が全く分からなかったのですが、
この「酱爆(ジャンバオ)」という漢字がおいしさを醸し出していました。
爆(バオ)は「油でさっと炒める」という意味で
酱(ジャン)は狭義では醤油、広義ではソース・タレ全般の意味。
「酱爆茄子」。うーん、見てもそそる漢字です!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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