About me
中川正道。四川省公認の四川料理の専門家、麻辣連盟総裁、時色株式会社代表。2002~2006年まで四川省に滞在、四川料理に魅了される。2012年に単身、四川省へ行き、四川の仲間たちと200店舗の四川料理店を食べ歩き「おいしい四川」サイトをリリース。2014年夏に日本初!四川料理食べ歩きガイドブック「涙を流して口から火をふく、四川料理の旅」を出版。2日間で6.5万人を動員した四川フェス主催。得意技は四川料理、デザイン、巻き込み力。

 

深夜に食べる〆の麻婆豆腐

3週間前に長野県の移住。移住先は諏訪郡富士見町という八ヶ岳が見える標高950メートルある田舎町。

その富士見町には先進的な村長さんがいて、8年かけて50億円の財政赤字をなんとか黒字にする施策を作り、若い移住者促進のために森のオフィスを作る。その森のオフィスのテレワーク支援制度を利用して、今回、長野県富士見町へ移住、というわけです。

 

富士見 森のオフィス | 長野県諏訪郡富士見町

http://www.town.fujimi.lg.jp/shareoffice/

 

昨夜はその森のオフィスの前でテントは張り、新米パーティーが開催。新米に合うおかずをみなで持ってきて、ワイワイ食べながらのもうぜ!そんな会です。

 

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ぼくは得意の四川料理でもも肉、内臓系を煮て、ラー油であえた麻辣鶏を作りもっていきました。

 

麻辣鶏

 

19時~スタートし、23時頃には10人ぐらいいたメンバーも半数に減り、小腹が空いたよね!っということで、深夜に麻婆豆腐を作ることに。

 

陳麻婆豆腐

 

酔っ払っても大丈夫!どんな状態でも作れる麻婆豆腐

調理時間:20分(3~4人前)

麻婆豆腐 木綿(2コ)
調味料&スパイス 郫县豆瓣トウバンジャン(大さじ4)、豆鼓醤(大さじ1)、香辣醤(大さじ1)、にんにく(2コ)
豚そぼろ 豚挽肉、甜面醤、醤油

19時からまったり飲んでいたので、23時にはほろ酔い。そんな状態でもおいしく作れました。日々のマー活、麻辣キッチンの活動が活かされますね。

 

1.そぼろは事前に仕込んでおこう!

すぐ麻婆豆腐を作るためには時間がかかる工程である、そぼろは事前に仕込んでおくのがおすすめです。コツはパサパサになるまで炒めること。

・フライパンを熱し、少な目の油をいれ、豚挽肉を炒める

・水分がでてくるので、しっかりと強火でいためて、水分を飛ばします。

・パラパラしてきたら、醤油をいれて炒める。最後に甜面醤をいれて味つけ完了。分量は適量でOK。麻婆豆腐はしょっぱく辛い料理なので、少し甘めかなというぐらいにしておきましょう。

 

2.材料を用意する

麻婆豆腐に食材は基本的に豆腐のみ。ネギや葉にんにくもあればベストですが、豆腐だけでも全然OK。

陳麻婆豆腐

・まずはにんにくをみじん切りにします。

・豆腐を賽の目に切り、ボールに入れます。

陳麻婆豆腐

・豆腐が入ったボールに豆腐が軽く浮いている感じぐらいの水を入れます。この水(ベストはスープ)の量が麻婆豆腐のおいしさを決める大事なポイントとなります。

・最後に片栗粉を水で溶かしておきましょう。

・あとはフライパンの横に調味料を用意しておきます。

 

3.麻婆豆腐を作ろう!

フライパンはなんでもOKです。今回は家庭用のフライパンで作ることに。

・フライパンを熱して、多めの油を入れます。多めに入れる理由は調味料をしっかりと炒めるためです。通常の炒める際の5倍くらいの量を入れましょう(大さじ5ぐらい)。

陳麻婆豆腐

・郫县豆瓣トウバンジャン(大さじ4)、豆鼓醤(大さじ1)、香辣醤(大さじ1)、にんにく(2コ)を油で弱火でいためます。油に香りをつけ、赤い色をつけます。観客がなんかいい匂いだ!というぐらい炒めましょう。焦げないようにフライパンを持ち上げてやるとよいですね。

陳麻婆豆腐

・しっかり香りがでたら、そぼろいれて、一緒に軽く炒めます。

・次に豆腐をいれていたボールから、水を全部入れます。これでベースとなるスープができます。

・沸騰してきたら、味を調整。醤油などいれて塩分を整えます。

・そして、豆腐を入れます!

 

 

4.仕上げる

ここは強火で一気に煮たたせます。豆腐が崩れないようにお玉の裏で混ぜ、フライパンに焦げ付かせないようにフライパンをふりふり。

陳麻婆豆腐

・いい感じで煮たってきたら、溶かした片栗粉を少し入れ、煮立たせます。

・熱で少しづつ固まってくるので、様子を見ながら、適量の片栗粉をいれて完成です。あまり入れすぎないようにしましょう!

陳麻婆豆腐

・皿にできた麻婆豆腐をいれて、上に花椒たっぷりかけて完成です!!

 

 

作ってシェアする楽しさ

いつの頃からか、知り合いの家で、または自分の家で四川料理をつくり、みんなで食べて飲むというパーティーをするようになりました。

 

例えば、旅先ではその土地の食材を買って、その土地で作れる四川料理の調理法で料理を作ってみる。タイ、チェコ、グアテマラ、チュニジア、アイルランド・・・いろんなところで、四川料理を作り、知り合いにシェアしてきました。

 

四川料理をキッカケに生まれたコミュニケーションは数知れず。

 

料理を通じて、コミュニケーションをとると料理の新しい可能性に気が付きます。もし、旅行先で地元のお母さんの家で料理が食べれるような、地元人がドローカルなレストランやパーティーをガイドしてくれるようなサービスがあったら、最高ですよね。

 

来年はそんな「ローカル×食ガイド」のようなサービスを作っていきたい!と考えています。

 

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世界を遊び場に生きる

中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。