About me
Ko jun Wang 。台湾生まれ、12歳の時に日本へ移住。ほぼ日本育ちの為、母国語である中国語以上に日本語が堪能!大の旅行好きなので、通年動き回っています。2016年より生活の拠点を成都に移し、美味しい四川のレシピ制作と翻訳に携わりながら、本場の中医学と漢方について学ぶ。

 

大家、新年快楽!!

みなさま、お正月休みはいかがお過ごしでしょうか?

 

中国では、日本と違い、旧暦の正月(旧正月)で元旦を祝うので、

新暦の元旦から、多くの会社や銀行が営業していることに、

少しカルチャーショックを感じる、そんな2017年の幕開けでした。

 

さて、日本ではお正月におせち料理やお雑煮を食べることが伝統ですが、

中国では、地方によってそれぞれ違います。

 

そんな中、今回は私が小さい時に食べ慣れ親しんだ故郷の味、

台湾の新年に食べる「黒糖年糕」(ヘータン ネン ガォ)をご紹介します。

 

調理時間:2時間

 

食材 黒糖(200g)、もち米粉(200g)、トウモロコシ粉(100g)、ナツメ(1粒)

1.下準備

・もち米粉とトウモロコシ粉をふるいにかけておく

・鍋を熱しておく

・型の裏全体に油を薄く塗っておく

2煮て、混ぜる

・熱した鍋に黒糖とお水を入れ、黒糖が溶けるまで弱火で煮て冷ます

・混ぜ合わせたもち米粉とトウモロコシ粉をボールに入れ、真ん中に少しくぼみを作り、冷ました黒糖水を流し込む

・全体がなめらかになるように混ぜ合わせたら、さらにダマがないように漉す

3.蒸して、炒める

・裏面に油を塗っておいた型に、混ぜ合わせた生地を流し込み、上にアルミホイルをしっかりかけておく

・強火で1時間15分蒸してから、さらに弱火で45分蒸す

・最後にナツメを生地の上にのせて、冷ます

・黒糖もちを食べやすい大きさに切って、油で表面が少しカリッとなったら完成

4.まとめ

・黒糖水が完全に冷めてから、粉と混ぜないと粘りが出て混ぜにくくなります

・黒糖もちは出来立ての状態では柔らかく、もちもちでそのまま食べてもおいしいです

 

「年糕」(ネン ガォ)とは、もち米を蒸して作る中国式のおもちです。

 

年糕の発音が「年年高」(年々上昇する、向上する)という意味を含め、

とても縁起の良い食べ物として、主に中国の南地域で新年に食べます。

 

私が小さい時、祖母がお正月に決まって黒糖年糕を作るのですが、

台湾では、さらに溶き卵を黒糖もちに絡めてから炒めます。

 

卵の香ばしさと黒糖もちの柔らかい甘味は、私にとって大好きな祖母の味

そして懐かし故郷の味です。

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。