もうすぐクリスマスですね!
クリスマスに食べる名物料理と言えば「七面鳥の丸焼き」です。
アメリカやヨーロッパ地方では、クリスマスディナーに七面鳥の丸焼きを
食べるのが伝統にですが、日本では七面鳥が馴染まず、
お手軽な鳥肉がメインになっております。
パティーや集まりが多いこの時期、料理を振る舞うことも多いと思いますが、
そんな時に、是非おすすめしたいのが客家の伝統料理である、
「古法鹽焗雞」(クーファー イェン ジュ ジー)です。
調理時間:1時間30分
食材 | 鶏一羽(約1000g)、葱(一本)、生姜(一個)、花椒(適量)、八角(適量)、パクチー(少々) |
味つけ | あら塩(2400g)、食塩(適量)、米酒(適量) |
1.鶏肉の下ごしらえ
・頭と爪を取り除いた鶏をきれいに洗い、干しておく
・米酒に塩を混ぜて、鶏の内側と外側に塗り30分間漬ける
・漬けている間に、葱をぶつ切りにし、生姜をスライスしておく
・30分たったら、鶏全体に薄く油を塗り、葱と生姜を内側に入れむ
・最後にアルミホイルで鶏全体をしっかり包む
2.あら塩を炒める
・大き目な中華鍋を熱し、あら塩を入れ炒め、全体の温度が上がるまで炒める
・温度が上がってきたら、八角と花椒を加え香りが出るまで炒める。
・あら塩の中の水分がなくなり、ピリピリの音と一緒に全体の色が変わったら完成
3.鶏を蒸す
・土鍋に1/4のあら塩を敷き、その上に鶏を置きます。
・残りのあら塩を鶏全体が覆いかぶさるように、しっかり固めながら入れる
・土鍋に火をかけ、強火で10分蒸してから弱火で1時間蒸して完成
4.まとめ
・鶏肉を選ぶ際に、風味豊かな地鶏がおすすめです
・濃い味が好きな方は、つけタレとして豆板醤や七味を一緒にどうぞ!
客家料理とは、中国八大料理の広東料理の種類に属しており、
地域別では「鹽焗雞」は東江料理の主な料理の一つです。
鹽焗雞は昔、塩商人たちがより長く簡単に食材を保存する為、
偶然に発見した料理方法である。
また、歴史上客家の人々が戦乱から逃れるために、
定住を繰り返していることから、家畜のような生き物を運びやすくする為、
移動の時は、殺して塩漬けにしたことから、客家の伝統料理となったそうです。
なにせよ、昔の料理法で作られた古法鹽焗雞は、
鶏肉のうまみ成分がギュッと詰まって、皮も香ばしい!
みんなが集まるときに振る舞って頂きたい、豪華な一品です。
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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