「手撕椒麻鶏」は花椒と藤椒を大量に使った新疆ウイグルの人気の冷菜。
仕上げに藤椒を鶏肉の上に散らし、熱した油をかけ、藤椒の新鮮でさっぱりした香りと強烈な痺れが病みつきになる料理。
今回は山椒・痺れ好きにオススメの、香り豊かな藤椒がよく効く「手撕椒麻鶏」の作り方を紹介します!
「手撕椒麻鶏」の作り方
「手撕椒麻鶏」に使う食材は鶏肉だけですが、藤椒、花椒油、八角など、色んな中華調味料が必要。最近では、どほとんどの調味料は日本の中国食材店で簡単に購入できます。例えば、池袋北口の楊成城、友誼商店など。
調理時間:30分
食材 | 鶏肉(1kg) |
味つけ | 唐辛子(10g)、藤椒(15g)、粒花椒(適量)、花椒パウダー(5g)、生姜(20g)、八角(1コ)、香葉(2枚)、草果(1コ)、長ネギ(1本)、桂皮(1枚)、料理酒(50ml)、ラー油(適量)、青花椒油(適量)、花椒油(適量)、砂糖(適量)、塩(適量)、砂糖(適量)、混合醸造醤油(適量)、酢(適量) |
1.準備
・鶏肉を洗って、塩、花椒パウダー、料理酒を入れてよく混ぜます。
・鶏肉を20分漬け込みます。
2.鶏肉を茹でる
・鍋にお水を入れて、沸騰させます。
・漬け込んだ鶏肉を鍋に入れて茹でます。
・香葉、桂皮、草果、八角、生姜の薄切り、花椒、適量の料理酒を入れます。香りが出たら蓋をして茹でます。茹でる間に何回か箸で鶏肉の上下を返します。
・鶏肉が箸が差し込める程度になったら、火を閉じて、鶏肉を取り出して冷やしておきます。
3.調味
・フライパンを温めて、花椒油、粒花椒、ラー油、青花椒油を順次に入れて、香りが出るまで炒めます。出来上がった「椒麻油」をお皿に移します。
・冷たくなった鶏肉を裂いて、お皿に載せます。
・長ネギの細切り、唐辛子の千切り、生姜の千切り、冷たくなった「椒麻油」、砂糖を少し、酢、醤油、花椒油、鶏肉のスープを入れて、混ぜ合わせます。
・最後に新鮮な藤椒を載せて、熱した油をかけます。
まとめ
「手撕椒麻鶏」は新疆ウイグルだけではなく、四川や重慶地域でも人気の高い伝統家庭料理。調理方法は簡単で、誰でもすぐ作れますが、美味しく作るには、中国原産の花椒、藤椒、ラー油など、本場の香辛料と調味料が肝心です!
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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