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陳 琬蓥 (lea chen)、四川出身の四川料理マニア。中国語、日本語、英語をしゃべる好奇心旺盛で多趣味な人。ストレス解消法:「甜水麺」「葉兒耙」「蛋烘糕」「水煮魚」「干鍋兎」「肥腸粉」「麻辣烤鱼」「紅油水餃」「烤脳花」「鶏米芽菜」「粉蒸牛肉」を爆食いする。


 

※「肥腸」(フェイチャン)とは豚の大腸です。

 

四川料理には、「粉蒸肥腸」「火爆肥腸」「肥腸粉」「乾鍋肥腸」など、数多くのモツ料理があります。

 

「乾煸肥腸」は肥腸を油で軽く揚げてから、調味料を加えて炒める四川家庭料理。醤油と豆板醬でつけ、赤く染まり食欲促進、パリパリの肥腸の皮が美味しい一品です。

 

「乾煸肥腸」の作り方

「乾煸肥腸」に使う食材と調味料はそんなに多くありません。ただし、モツの油に臭みがついているため、下処理を丁寧に行うこと。これが重要です。

調理時間:35分

食材 モツ(豚の大腸 300g)
味つけ 干し唐辛子(8g)、ピーマン(80g)、生姜(40g)、豆板醬(80g)、花椒(適量)、にんにく(適量)、長ネギ(適量)、白酒(適量)、砂糖(適量)、混合醸造醤油(適量)、小麦粉(適量)、塩(適量)、食用油(適量)

1準備

・モツを裏返して、はさみで脂を取ります。

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・小麦粉と塩を入れて、混ぜ合わせます。

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・お水でモツを洗い流して、きれいに洗浄します。

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・洗浄したモツを短く切ります。

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・生姜、唐辛子、ピーマン、ネギを小さく切ります。

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2.モツを揚げる

・フライパンに油を多めに入れて、200℃まで加熱します。

・モツの皮が軽く焦げるまで揚げます。

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3.モツを炒める

・フライパンを温めて、油を入れます。油が熱くなったら、にんにく、生姜、干し唐辛子、花椒を入れて炒めます。

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・豆板醬を入れて、香りが出るまで炒めます。そして、モツをフライパンを入れて中火で3分炒めます。

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・白酒、砂糖、醤油を入れて炒めます。

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・最後にピーマンとネギを入れて炒めて、出来上がります。

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まとめ

「乾煸肥腸」を成功させるには、下記の2つのポイントがあります。

 

①モツの下処理を丁寧にすること。

②モツを揚げてから炒めること。

 

では、パリパリで香ばしい「乾煸肥腸」を作ってみましょう!

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。