口水鶏(よだれ鶏)は四川省でよく食べられているクラシックな四川料理。
真っ赤なラー油が香り、「よだれが出る」ほどの美味しさがあると言われています。
四川の家庭料理ですが、四川人は食材と作り方にこだわります。
ポイントは
・柔らかくて美味しいオスの若鶏のお肉を使用
・香辛料がたっぷり入った、香り豊かなラー油をたっぷりかける
次は簡単な3つのステップで本場の口水鶏を作る方法を紹介します。
調理時間:40分
食材 | オスの鶏肉(500g) |
味つけ | 生姜(適量)、青ネギ (適量)、パクチー(少々)、八角(適量)、桂皮(適量)、草果(適量)、花椒(適量)、醤油(50ml)、米酢(適量)、塩(適量)、ごま油(少々)、白ごま(少々)、砂糖(少々)、粗く砕かれたピーナッツ(少々)、菜種油(300g)、チリパウダー(50g)、 |
1.鶏肉を茹でる
・鶏肉をお水に入れる。
・火をつける。
・スライスした生姜のと結んだ青ネギを鍋に入れる。
・お湯が沸騰したら、弱火にして、鶏肉に火を通す。
・ゆであがったら、鶏肉を取り出し、氷水に入れて冷ます。
2.ラー油を作る
・フライパンに菜種油(サラダ油でもOK)を入れて加熱する。
・八角、桂皮、草果、花椒を熱い油に入れる。
・香辛料の色が変わったら、火を消す。
・油の温度が下がるまで2、3分ぐらい待つ。
・お皿にチリパウダー、塩、白ごまを入れる。
・加熱した油をかける。
3.口水鶏を作る
・砂糖、醤油、米酢、ごま油をラー油に入れて混ぜる。
・冷した鶏肉を均等の厚さに切る。
・ラー油のソースを鶏肉にかける。
・白ごま、粗く砕かれたピーナッツをかけて、刻み青ネギとパクチーをトッピングして出来上がり。
まとめ
本場の口水鶏はラー油をたっぷりいれるのがポイント。
食べる時は十分に和えてから食べてくださいね!
ソースがたっぷり付いているお肉が香辛料と唐辛子の豊かな味が効き、絶妙な食感を楽しめます!
ラー油の作り方については「たった3分!四川の家庭で使うラー油の作り方 | 油辣子」という記事をご参照ください。
同じ人気なラー油と鶏肉で作る冷菜料理の「棒棒鶏絲」もおすすめです。
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中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
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