以前、四川省からチベットを横断していた時、
旅行者の間で噂になっていた食べ物がありました。
それが新疆ウイグルの庶民料理、ラグメン(新疆拌面)とポロ(手抓飯)。
チベットから新疆ウイグルまで横断し、和田という街で初めてポロ(手抓飯)を食べた時、
あまりの美味しさに思わずおかわりし、2杯食べてしまったほどです。
今回は紹介する「ポロ」は新疆ウイグルの
ウズベク族の「黒抓飯」(ヘイジュアファン)のレシピです。
簡単なので、ぜひ作ってみてください。
羊の代わりに豚スペアリブ、鶏など他の肉でも美味しいですよ。
ぼくはよく骨付き豚ロースで作ったりします。
調理時間:1時間
動画: 3:57
食材 | 羊のスペアリブ(500g)、お米(300g)、ニンジン(2つ)、赤たまねぎ(1つ)、ニンニク(1束)、ひよこ豆(お好みで) |
味つけ | 塩(適量)、クミンシールド(適量)、油(100g)、水(適量) |
1.下準備をする
・乾燥したひよこ豆は前日から水につけておく。
・ご飯は30分水につけておく。
・ニンジンは細切りにする
・たまねぎは頭とヘタを落とし、半分に切り、輪切りにする
2.材料を炒める
・フライパンを熱し油を入れ、たまねぎを炒める
・たまねぎの色が変ったら、羊肉を炒める
・羊肉の色が変わってきたら、ニンジンを入れる
・塩を少量入れる
・ニンジンが柔らかくなったら、ひよこ豆も入れる
・水を入れ、煮立たせ、ふたをし、中火に20分煮る
・水は食材ぎりぎり浸かるぐらい
3.米をたく
・洗ったお米を入れ、具材とまぜ、平らに並べる
・平らにしたお米に箸を指して穴を作り、火を通しやすくする
・真ん中にニンニクを一束いれる(皮はむかずそのまま)
・10分間煮たら、ふたを開けかき混ぜる
・クミンシールドを入れ、10分間煮て、完成!
まとめ
色が黒くなるのはたまねぎをしっかり長く炒めているから
ニンニクは皮をはぎ、ごはんと一緒に食べましょう
四川に留学していた時、大学の近くにウイグル族のお店がありました。
四川料理に飽きたら、新疆ウイグルのラグメン(新疆拌面)、ポロ(手抓飯)
大盘鶏、羊肉串…などを食べ、また四川料理に戻るという感じで
日本食を食べるのは年数回、ほぼ毎日中華三昧。
新疆ウイグル料理の店先には大抵、大きな鍋があり、
ランチ時間に合わせて大量のポロを作ります。
作り方は大体、動画と同じはずですが、
ぼくがよく食べていたポロは乾燥レーズンが
たくさん入っていましたね。
ニンジンと乾燥レーズンの甘味にちょっと癖がある刻んだ羊肉のせたご飯…
今、思い出してもお腹が減ってきます!
中華料理レシピの関連記事
- 【保存版】湖南料理の最強おかず「辣椒炒肉」!豚バラと青唐辛子で作る激辛炒め 2022年09月23日
- 角煮の原型?中国で一番人気ある煮込み料理「紅烧肉」の簡単な作り方 2021年06月26日
- 今すぐやってみたい!山東省の名物スイーツ りんごの揚げドーナッツ「豆沙蘋果圈」 2019年01月13日
- 一度は作ってみたい!ウイグル料理の定番「手撕椒麻鶏」の作り方 2018年08月22日
- お肉たっぷりの中華ちまき!浙江嘉興鮮肉粽の作り方 2018年06月18日
- 5分で分かる!本格中華まん ー 「包子」の作り方 2017年12月14日
- 歯ごたえ最高!見事な味をさらにひきたてる「凉拌竹笋鶏」の作り方 2017年02月19日
- 黒糖の甘味が優しい!台湾の新年に食べる伝統料理|黒糖年糕 2017年01月04日
- 客家の伝統料理!コラーゲンたっぷりの豚足煮込み|南乳猪手 2016年12月25日
- 皮が香ばしい!客家の伝統名物料理・塩鶏の丸焼き|古法鹽焗雞 2016年12月21日
麻辣連盟 | 四川料理を愛する仲間たち
四川料理を愛し中華料理が大好き!麻辣連盟では普段日本で食べられている四川料理ではなく、本場の料理を皆で食べる食事会を中華料理店とコラボして、全国で開催します。食の好奇心に刺激され、まだ見ぬ大陸の味を日本で食しましょう!参加される方は入党ください!
【出版】四川省・成都を中心にした食べ歩き旅行の決定版
書肆侃侃房 (2014-08-25)
売り上げランキング: 30,730
SNSでも発信しています!
おいしい四川公式ページ
最新四川料理はツイッターにて!
【成都現地スタッフ更新!】今の四川現地グルメを公開中!
ご案内
プロも愛用!おすすめの香辛料と調味料
人気記事まとめ
- 【保存版】湖南料理の最強おかず「辣椒炒肉」!豚バラと青唐辛子で作る激辛炒め
- 重慶で知った!食べ方を知らなければ、四川料理はちっともおいしくない
- 自宅で作れる!絶対に覚えたい究極の激辛四川料理!水煮肉片レシピ
- にんにくソースが香る絶品四川料理!中華前菜の定番|蒜泥白肉
- 豚バラのうま味がギュッ!と凝縮した究極の蒸し料理「梅菜扣肉」レシピ
おいしい四川運営者について
辛い料理と食べ歩きを愛している方に、日本にはない本場の料理を食べるチャンスを提供する「四川料理の専門家・麻辣連盟総裁」の中川正道です
お気軽に友達申請ください。申請時は一言お願いします! facebookを見る
世界を遊び場に生きる
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。