木耳と山芋の炒めもの
About me
Ko jun Wang 。台湾生まれ、12歳の時に日本へ移住。ほぼ日本育ちの為、母国語である中国語以上に日本語が堪能!大の旅行好きなので、通年動き回っています。2016年より生活の拠点を成都に移し、美味しい四川のレシピ制作と翻訳に携わりながら、本場の中医学と漢方について学ぶ。


 

秋の終わりも近づき、さらに冷え込みが厳しくなるこの時期、

冷えによって、胃腸の働きは弱くなり、体のバランスは乱れやすくなります。

 

そんな中、中国では山の薬と言われ、漢方薬としても使われる健康食材

「山芋」を使い、簡単でおいしく、胃腸の状態を整え、疲れ知らずの体にしていきませんか?

 

今回紹介するのは、中国の家庭やレストランでも人気な料理

「木耳炒山药」(ムーアーチャウシャンヤオ)

 

ちょうど、今が旬な長芋のシャキシャキ感と木耳のぷりぷりな食感はクセになります!

 

調理時間:15分

食材 木耳(150g)、山芋(250g)、ピーマン・グリーンとレッド(それぞれ15g)

葱、生姜、にんにく(それぞれ5g)

味つけ 塩(5g)、味の素(5g)、砂糖(5g)、料理酒(5g)

鶏ガラスープの素(5g)、片栗粉(5g)ゴマ油(5g)

 

1.下準備をする

・山芋を斜めに薄切りにし、水の張ったボールに入れておく

・お湯で戻した木耳を手で一口サイズにちぎる

・葱とにんにくをみじん切りにし、生姜を薄切りにしておく

・ピーマンを菱型に切り準備しておく

2.炒める

・フライパンに300gのお水を沸騰させ、山芋と木耳を入れサッとゆで、ザルにあげる

・次にフライパンに油を引き、葱、生姜、にんにくを入れ強火で炒める

・香りが出たら、料理酒にゆでた山芋と木耳を入れ、ピーマンも加えて炒める

・塩、味の素、砂糖、鶏ガラスープを入れ、少しお水も加えながら強火で炒める

・食材全体に火が通ったら、溶かした片栗粉でとろみをつける

・最後にゴマ油を入れて完成

 

まとめ

・味の素の代わりにウェイパー(味覇)を使っても中華風味になります

・あっさり系にしたい場合は、味の素を入れず、鶏ガラスープの素のみで味付けしてもおいしくできます

 

最近健康志向が強まる中、毎日の食事にも気を使っている人が多いかと思います、

そんな人にぜひ取り入れてもらいたい料理の一つです。

 

低カロリーで栄養豊富なキクラゲと消化促進に滋養強壮をしてくれる山芋

美容、健康、疲労回復など、体に嬉しい栄養成分がいっぱいです!

 

これから年末に向け、イベントで食事や飲む機会が増え、

少し食べ過ぎ、飲みすぎで胃腸が弱っている時に、

ぜひこの「木耳炒山药」を取り入れてみてください。

 

 

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中川正道
中川正道、1978年島根県生まれ。四川師範大学にて留学。四年間四川省に滞在し、四川料理の魅力にはまる。2012年にドイツへ移住。0からWEBデザインを勉強し、フリーのデザイナーとしてドイツで起業。2017年に日本へ帰国。「人生の時を色どる体験をつくる」をテーマに妻の中川チカと時色 TOKiiRO 株式会社を設立。
四川料理マニアたちがつくる四川料理の祭典「四川フェス」主催。過去動員数累計24.5万人。四川料理、しびれ、麻辣、マー活ブームに火をつけ中華業界を盛り上げる。